ゴールド&シルバー刺繍糸の扱い方
華やかなゴールドやシルバーの刺繍糸。
とても華やかで可愛い刺繍糸ですが、一般的なコットンの刺繍糸と異なり扱うときには少し気を使いながら刺繍をしていく必要があります。
このページではゴールド・シルバーの刺繍糸を使うときに意識するポイントをご紹介します。
ゴールド・シルバーの刺繍糸を扱うときに意識するポイント
ゴールド&シルバーの刺繍糸はとてもばらけやすいです
ゴールド・シルバーの刺繍糸はとてもばらけやすく、揃っていた糸の端もいつの間にか長さがバラバラになっていることが多いです。
綿の刺繍糸と比べて針に通しにくいことも特徴のひとつです。
糸を針に通す前に、糸の端をカットします。
カットするときにはなるべく糸の先端に近い部分を持ったままカットし、その指を緩めずに針に通してしまうことがおすすめです。
針と糸を一緒に固定するように持ちながら刺繍します
刺繍中も糸はどんどんばらけてきます。
針と糸を一緒に固定して持つと、ばらけ防止になるのでおすすめです。
上記写真のブルーの丸の部分は中指で糸を挟んでいます。
ゴールド&シルバーの刺繍糸はとても傷みやすいです
ゴールド・シルバーの刺繍糸はメーカーや種類により異なりますが、白や黄色の糸のまわりにゴールドやシルバーの色がコーティング(巻かれている)ような造りになっています。
刺繍をしているうちに糸が傷んでいくとそのコーティングがはがれてしまい、中の糸が見える状態になります。
傷んだまま刺繍を仕上げるととても目立ってしまうので、少々もったいないと思っても思い切って取り替えることが綺麗に仕上げるポイントです。
ゴールド・シルバーの刺繍糸の使用例
刺繍まわりのツイストコードをメタリックゴールドの刺繍糸(DMC E436)で作成して取り付けています。
刺繍の植物模様の部分も同じ刺繍糸で刺繍しています。