サテンステッチ | 幅が広い場所から狭い場所に向かって刺す
サテンステッチを刺すときは幅が広い場所から狭い場所に向かって刺すのがおすすめです。
幅が広い場所から刺すと、最初に決めた糸の角度をキープしたまま刺しやすく糸の流れが統一されてきれいに仕上げやすくなります。
【動画】サテンステッチ | 幅が広い場所から狭い場所に向かって刺す
徐々に幅が狭くなるときに意識すること
- 糸の長さが極端に短くなる場所をなるべく少なくする
糸の長さが極端に短くなる場所がなるべく少なくなるようにサテンステッチの角度を決めることで、サテンステッチ全体がふっくらつやつやとした見た目になります。
下記イラスト右側のような角度にすることで、サテンステッチの糸同士がなめらかに繋がって見えやすいです。
それでも糸の長さが短くなる場所も出てくるのですが、短くなる場所は糸を引っ張る強さが強くなりすぎないように意識して刺します。
できれば幅の広い場所と同じ引っ張り加減で揃えると、よりきれいに仕上がります。
- 角度が徐々に変わるときは少し糸が重なるように刺すと良い
先ほどと同じ動画ですが、下記動画のように最終的なサテンステッチの幅がかなり細くなる場合には、徐々に少しだけ糸と糸が重なるように刺していくと横並びの糸がなめらかに繋がり綺麗にみえやすいです。
下記イラストでは青色→黄色→緑色の順でサテンステッチを刺しています。
前のステッチの下側に少しだけ隠れるように刺すと、並びあう糸同士が綺麗に繋がって見えます。
- サテンステッチの裏側を通って針を移動させる
端まで刺繍を進めたら、サテンステッチの裏側に針を通して移動すると刺繍の裏側も綺麗に仕上がるのでおすすめです。