サテンステッチを放射線状に刺すときのポイント
![放射線状にサテンステッチを刺す](https://a-sfil.work/wp-content/uploads/2022/08/9092F654-514D-475B-88EE-8A8AE6755725.jpeg)
サテンステッチを刺すときに放射線状に刺す必要がある場合、ちょっとしたポイントを意識するだけできれいなサテンステッチを完成させることができます。
通常糸が同じ方向になるようにサテンステッチを刺します。(下記画像:左)
下記画像の右側のような場合は放射線状にサテンステッチを刺すと糸の流れが綺麗に見えやすいです。(黄色部分)
![放射線状のサテンステッチ](https://a-sfil.work/wp-content/uploads/2023/01/A97E042D-C1DC-4FA8-BEBD-69091A8B6C27.jpeg)
放射線状でなくても糸が一部分だけ長くならなければOKなので、下記画像の左側のように斜めの方向に平行に刺すのもOKです。
右側のように横方向・縦方向に平行に刺すと糸の一部分だけ長くなってしまうので避けたほうが良いです。
(一部分だけ長くなったとしても、その上からさらに刺繍を重ねるなどして糸が長くなっている部分を押さえる役割をするなら長くても大丈夫です。)
![サテンステッチを放射線状に刺す|事例2](https://a-sfil.work/wp-content/uploads/2022/08/A0D3C059-5317-49A1-8D75-3375CB756168.jpeg)
どの刺繍図案もこの方向で刺さなければいけないという決まりはないので、お好みの方向や刺繍しやすい方向などで決めてOKです。
サテンステッチを放射線状に刺す動画
放射線状にサテンステッチを刺す手順
図案の線より内側に糸を刺して図案の広い部分を埋めていく
サテンステッチを放射線状に刺すときは、図案の線より内側に糸を複数回刺して図案の幅が広い部分をどんどん埋めていきます。
ある程度サテンステッチの幅の広い部分が埋まったら、図案通りの線に糸を刺します。
繰り返すことで放射線状にサテンステッチを刺すことができます。
![放射線状にサテンステッチを刺すポイント](https://a-sfil.work/wp-content/uploads/2022/08/B21D6329-9088-4744-8FB1-EEA4B333B4D4-scaled.jpeg)
上記イラストでは2回刺繍図案の内側に刺していますが、回数は場所によって調整します。
『3回内側に刺して刺繍図案の線状に刺す → 次は2回内側に刺して刺繡図案の線状に刺す』など徐々に埋まっていくサテンステッチの様子を見ながら回数を変えていくと良いです。
サテンステッチを放射線状に刺すときのポイント
- 糸を引く力加減はなるべく優しく
糸を引く力はなるべく優しく、糸がふっくら見える力加減を目安に刺していくとサテンステッチ全体の見栄えが統一されます。
一部分だけ強く引っ張ってしまうとすべて刺し終えたときに一部分だけ引きつって見えて目立ってしまうので、全体を同じ力加減になるように刺繍していきます。
- 内側に刺す糸は前の糸に少し隠れるように刺す
下記の画像のように少しだけ糸と糸が重なるように刺すと横並びの糸がなめらかに繋がり綺麗にみえやすいです。
![放射線状にサテンステッチを刺す|糸の重なりについて](https://a-sfil.work/wp-content/uploads/2022/08/7C486C3B-6AE9-4BBD-8177-48B7AD60CC8E.jpeg)